水道水の放射能汚染 核実験の頃と今

この記事は『原子力資料情報室通信』第527号(2018/5/1)より抜粋、事務局が加筆したものです。

核実験で地球は大きく汚染されました。1964年に水道水中に含まれるセシウム137の濃度は、およそ10 mBq/L (ミリベクレル/リットル)ありました。

核実験は禁止され、その後だんだんと低くなっていき、2011年の福島原発事故直前では0.05 mBq/L程度にまで下がっていました。

原発事故によって、水道水中のセシウム137濃度の全国平均値(福島県を除く)は、およそ1000mBq/Lという高い値にまで上昇しましたが、2012年以降は1mBq/Lを少し下回る値で推移しています。東日本では未だに値の高いところもありますが、10mBq/Lを超える値は見つかりませんでした。

大まかにいうと、現在の国内の水道水中のセシウム平均濃度は核実験の頃の1/10程度、福島原発事故直前の10倍程度。東日本はそれより高めといえます。

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