チェルノブイリより (45)

18人の生徒のうち、自分は元気だと答えた生徒は4人しかいなかった。考えてみてほしい。日本の中学生の集団に健康状態を聞いたら、その8割が「自分は常日頃こういう症状に悩まされている」と語る。そんなことがありうるだろうか。

保健室の先生は、「具合が悪くなった生徒を病院に運ぶために、日に3回救急車を呼んだことがあります。」と語った。全校生徒480人ほどの規模のこの学校で日に3回。もちろん救急車を呼ばない日もあると言うが。

チェルノブイリ原発から140km離れた町の学校、日本の中学2年生に当たる8年生の授業で

チェルノブイリ26年後の健康被害 低線量汚染地域からの報告
馬場朝子、山内太郎著 NHK出版(2012年9月発行)より抜粋 その3

【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します

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≪せいぶらいふあくしょん≫  

2013年11月、若者3人とおやじで始めました。

light(明るい、軽い) で、 たのしく 無理なく、対話を通してface to face(顔の見える関係作り)を進めます。 

この横断プロジェクトは特定の団体に属さない非営利の市民活動です。

福島第一原発事故を教訓に、放射能から身を守り、脱原発を願う人たちとあらゆる思想・信条を超えてつながります.

≪手をつないでください≫ 

このアクションに共感し、No Nukesを願う人誰でも歓迎です。
ひとりひとりが自ら考え行動する。手伝える人は手伝う。
ネットでつながるゆるやかな会です。

このプロジェクトに参加ご希望の方はinfo@save-life-acton.org、または☎080-5325-7128〔平野)まで

≪カンパのお願い≫   (^_^;)

振替口座:ゆうちょ銀行 00980-7-234353 セイブライフアクション

他行から:店名099/当座/0234353

この活動はすべてカンパによって運営されています。(1000円でステッカー約200枚分)

知人・友人に、会合で…ステッカー配布お願いします。
ステッカーを置いてもらえるお店など、ご紹介ください。
皆様からの投稿、メッセージお待ちしています。

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