Save life from nukes【解説】 改訂しました
福島第一原発事故から7年半、放射能汚染の状況がだいぶ明らかになってきました。原子力資料情報室の協力も得て、「あんふぇす」や「せいぶらいふあくしょん」の活動の軸となる【解説】を改訂しました。 Save life from nukes 【解説】
【本文】
太古、有害な放射線の危険がなくなって地球上に生命が誕生しました。人類は核兵器や原発を開発し、それらすべてを死滅させることができるだけの核物質をここ100 年足らずで作りだしてしまいました。
そして 2000 回以上に及ぶ核実験や原発事故によって、それまでこの世になかった人工の放射性物質を、私たちは日常的に摂取するようになりました。その一部は体内に蓄積されて放射線を放ちます 。(内部被ばく)
チェルノブイリでは原発事故後、年が経つにつれ、世代をまたがって住民の健康が悪化しています。線量が低くても長期間被ばくし続ければ深刻な健康被害を招く可能性を示唆しています。
そして 2011 年、日本中が恐怖に震えた福島第一原発事故。大量の放射性物質が東日本に降り注ぎ、今も土壌に沈着しています。 食品などの放射線量は東日本でも全体的にかなり下がってきていますが、未だ高いものがあります。健康影響なども含め、今後も注視が必要です。
原発事故で何万人もの人が故郷を失い、今なお多くの人が放射能に脅えて暮らしています( 放射性物質「不安 」66% 朝日新聞・福島放送 福島県民共同世論調査 2018年2月)
事故当時、放出されたセシウム 137 は広島原爆 168 発分(2011年8月政府発表)そのうち国土に落ちたのはわずか1kgほど。事故を起こした 1~ 4 号炉にはまだ200kg超のセシウム137があります。事故が収束する見込みはなく、汚染水は今も洩れ続けています。
そして世界には440基の原発があります。
原発や核兵器(=nukes)から、いのち、くらし、いきもの(=life)を守りましょう。
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