チェルノブイリより (46)
このような健康状態についての予想を超える叫びは、ウクライナの汚染地域を巡ると、まったく珍しいものではなかった。
私たちは、この学校での衝撃的な取材を出発点に、3週間ほどかけて健康を害した人々の話を見聞きした。そして彼らの多くは、事故のあと、急に自分や家族の健康が悪化するという現実と向き合い続け、それを原発から外部に放出された放射性物質の影響だと信じていた。
チェルノブイリ原発から140km離れた町の学校、日本の中学2年生に当たる8年生の授業で
チェルノブイリ26年後の健康被害 低線量汚染地域からの報告
馬場朝子、山内太郎著 NHK出版(2012年9月発行)より抜粋 その4
【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します
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